2014年5月1日木曜日

■病期別褥瘡治療外用剤一覧























≪外用薬の軟膏基剤による分類≫
薬剤は大きく分類すると基材によって患部を保護する薬剤、水を補う薬剤、水を吸う薬剤の3種類に分類できます。
患部を保護する薬剤は侵軟や外部からのズレに効果があるワセリン基材の軟膏で、主にプロスタンディン軟膏が使用されます。
水を補う薬剤は、ゲーベンクリームで、乾燥し固着した壊死の融解に使用します。
対して、水を吸う薬剤は、アクトシン軟膏・ユーパスタ、さらに吸水力の高いカデックス軟膏が主になります。
上皮化にアクトシン、浸出液が多く壊死による感染に注意が必要なときに浸出液の量を考慮してユーパスタやカデックスを使用します。
水溶性の薬剤は疼痛が発生しやすいのにも注意が必要です。


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