2015年7月20日月曜日

■SU(スルホニルウレア)剤による二次無効とは!?

経口薬で、人によっては始めから十分に薬が効かないこともあり、これを『一次無効』と呼びますが、途中から効果がなくなることは『二次無効』と呼びます。
SU剤は、糖尿病治療薬として使用されているが、長期にわたって使用していると次第に効力が落ちてくることがあります(二次無効)

2008年の日本糖尿病学会では、『2型糖尿病でSU薬を初めて服用した人の30%に一次無効がみられ、10%の人に二次無効がみられた』という発表もありました。
この原因としては『SU剤が膵β細胞を疲弊させ,あるいは細胞数を減らしてしまうから』と説明されることが多いです。また『SU剤が膵β細胞を疲弊させるのではなく、高血糖が膵β細胞を傷害するのではないか。』という意見もある。



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