2015年8月20日木曜日

■良い経営者に必要なもの

把握力
全体を把握する力。
数字を正確に読み取る能力。
数字とその実体を知る力。
まずは、数字を知らなければ始まりませんが、知っていたとしても、その定義や意味を知らなければ、いわゆる『使える数字』とはなりません。その数字を用いての類推もできませんし、正しい判断を導くための基準ともなり得ないのです。
数字は正しい定義とともに覚えましょう。

②具体化力
儲かっている、儲かっていないではなく、具体的な数字を使い、問題点を示してから、さらなる新しい発想を導き出す。
把握した数字を、いろいろなものと関連付けていくことです。
そうすることにより、やるべきことや問題点などが具体的にわかってきます。
具体化の精度が高まれば高まるほど、社員への指示も、より具体的で的確なものとなり、③の目標達成力へ直結します。
また、相関関係を検証するうえで、統計の力なども必要となり、スキルアップにも繋がるでしょう。

③目標達成力
売り上げがあと少し足りないではなく、不足分を必ず数字で示す。
その上で、あとどれほどいい仕事をすることで、数字を高められるかを具体化し、目標達成までのプロセスを逆算する。
②により、細密に具体化された目標が設定されます。
そうすることで、ゴールまでのプロセスを正確に描くこと、すなわち逆算が可能となります。
そうなれば、目標達成のための具体案も立てやすく、適切な指示により意思も統一され、数字はあくまでも結果ですが、場合によっては、目標値を上方に修正することもあるでしょう。社内の士気が高まれば、相乗効果として、個人が勉強や自己啓発を率先して行うということも期待できます。



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