2016年4月5日火曜日

■抗うつ薬の特徴


分類
一般名
特徴
効果
主な副作用
TCA
アミトリプチリン
イミプラミン
クロミプラミン
ノルトリプチリン
アモキサビン
・効果は強いが、副作用が多い。
・強力な抗うつ効果
・抗コリン、抗α1、キニジン様作用など強い
四環系
ミアンセリン
マプロチリン
・TCAより少しマイルド
・マイルドな抗うつ効果
・一部の薬は催眠効果に優れる
・TCAよりマイルド、眠気
SSRI
フルボキサミン
パロキセチン
セルトラリン
エスシタロプラム
・選択的にセロトニンに働く
・抗コリン、抗α1作用弱い
・マイルドな抗うつ効果
・強迫、衝動、過食にも効果
・嘔気、下痢、性機能障害
SNRI
ミルナシプラン
デュロキセチン
・セロトニンとノルアドレナリンに働く
・抗コリン、抗α1作用弱い
・強力な抗うつ効果
血圧上昇、頻脈、頭痛、尿閉、嘔気
NaSSA
ミルタザピン
・トランスポーターでなく、α2受容体を阻害
・胃腸症状少なく、性機能障害にも効果あり
・不安、焦燥、睡眠障害の強いうつ病に効果
眠気、体重増加
5-HT2A遮断薬
トラゾドン
5-HT2A受容体を遮断、またセロトニン再取り込みを抑制。
・抗コリン作用が弱く、鎮静が強い
 
低血圧、動悸、眠気




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