2016年7月30日土曜日

■プロポフォール注の特徴


l  効果発現時間:2030秒前後。

l  作用時間:310分 半減期1.6分。

l  作用機序:基本的にはGABA受容体作動薬との考え方。

l  心臓抑制効果や末梢血管拡張作用。

l  呼吸抑制作用があり呼吸抑制、停止に注意。

l  成人維持量0.030.05ml//10秒。

l  脂肪乳剤のため菌の繁殖に注意。カロリー源としても考慮。

l  小児には原則、集中治療域での呼吸器管理には禁忌。




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2016年7月5日火曜日

■印象のよい病院⇒Welcomeな雰囲気が感じられる。

▽明るい雰囲気が感じられる。
雰囲気がなんとなく明るい。逆に薄暗い院内では、気が滅入る。採光や照明だけでなく、院内の雰囲気がとにかく明るく活気があるように感じる。

▽待合室の患者の注目を浴びることがない。
待合室の患者が入口に向かって座っているような構造では、患者の視線が一斉に集まってしまい、たじろいでしまう。

▽待合室の患者に『イライラ』が見られない。
待合室にいる患者が何かに耐えているような様子や苛立つ様子は、伝播して緊張が伝わる。待合室の患者が和やかな姿は、安心感が得られる。

▽入ってきた人に職員の誰かが気づいてくれる。
玄関に入ると、こちらに気づいてさっと顔をあげてくれる職員がいると、『ほっ』とするもの。受付まで近づいてでも気づかれないのは、無視されているような気分になる。

▽職員の表情が豊か
こちらに気づいた職員が少しにっこりしてくれると、歓迎されている気がします。

▽通路を歩いていると職員が挨拶してくれる。
すれ違う職員がことごとく『こんにちは』と挨拶をしてくれると、日頃の教育・研修の徹底ぶりが感じられる。




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2016年7月4日月曜日

■イーケプラ注500mgは、希釈してから点滴静脈内投与する製剤である!!

【イーケプラ注500mg:適用上の注意】
(1)本剤は、点滴静脈内投与のみとすること。
(2)調整方法
 ➀本剤の1回投与量(500~1500mg)を、100mlの生理食塩液、乳酸リンゲル液又は5%ブドウ糖注射液で希釈すること。小児では、成人の希釈濃度を目安に希釈液量の減量を考慮すること。
 ②希釈後は、速やかに使用すること。
 ③希釈後、変色又は溶液中に異物を認める場合は、使用しないこと。



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2016年7月2日土曜日

■梅毒の治療

ペニシリンに耐性を持っている梅毒がないので基本的にペニシリンを使用する。
サワシリン 13回 1500mg (11500mg)


1期梅毒:24週間
2期梅毒:48週間
3期梅毒:812週間(病期が分からない時もこの長さで投与)

ペニシリンを使って治療することができない一部の患者さん、ペニシリン・アレルギーを持つ方の治療に際しては、ミノサイクリンを用いる。
また妊婦の方には、アセチルスピラマイシンなどを用いる。




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■ポリフル細粒を経管から注入投与する時は、12Fr以上のチューブで投与しないと詰まる。

ポリフル細粒を経管から注入投与する時は、12Fr以上のチューブで投与しないと詰まります!!



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