2017年11月18日土曜日

■生ワクチンと不活性化ワクチンの相違点とは!?

 生ワクチンは、病原性を弱くしたあるいは無くした病原体を使ったワクチンです。生体内での病原体が増殖することで、長期間完成予防の効果が期待でき、経口感染の場合は経口摂取するなど、感染の際の病原体の侵入経路と同じ取り込み方で接種することで、感染部位で働く抗体ができるため、感染予防に効果が高いとされていますが、全身症状の副作用が現れるケースもあります。
 
 一方、不活性化ワクチンは病原体そのものでなく、抗原を注射等により投与するワクチンで、抗体は自然排出されるので、季節ごとのワクチン接種が必要になります。血中に直接投与するなど、病原体の侵入経路と一致しないことが多いので、感染を防ぐ効果は生ワクチンほど期待できませんが、血中に抗体ができるので症状を軽くする効果が高いとされています。接種部位の腫れなどの局所的な副作用が現れることもあります。 
 


■授乳中のインフルエンザワクチンの予防接種は母乳に影響しますか!?

 現在使われているワクチンには病原性を弱めた生ワクチンと、病原性を失くした不活性化ワクチンがありますが、日本ではインフルエンザワクチンは皮下注射による不活性化ワクチンを利用しています。不活性化ワクチンは接種しても病気が引き起こされることはまずありませんから、感染リスクの高い授乳中のママでも安心してワクチンの接種を受けることができます。

インフルエンザワクチンは、母乳や赤ちゃんに影響はありません。

 不活化ワクチンは、インフルエンザウイルスを殺して病原菌をなくしたウイルスによって作られるため、生ワクチンと違って体内でウイルスが増えることはありません。ワクチンは接種を受けたママの身体にしか有効ではなく、授乳中にインフルエンザの予防接種を受けても、母乳に影響が出たり、赤ちゃんにウイルスが伝搬したりといった心配はないので、皆さん安心して予防接種を受けることができます。

■子どもの褒め方五か条

①ほかの子どもと比較しない。

②子どもの努力を評価する。

③結果より、過程を重視する。

④小さな成果を大いに評価する。

⑤子どもの可能性を心から信じる。



■回収対象になったLotの医薬品を使用している患者を特定する方法に対する回答【参考メモ】

①現実的に、すべての薬品のLotを管理するのは難しい。機械化の時代が訪れるだろうからそれまで待ちましょう。

②一つの薬品につき、薬品棚を2つ設ける方法があるにはある。

③対象薬品の不具合が、死に直結する薬品に関してはLot管理を厳格に行う。例)エピペン

④1薬品もLot管理をしていないのではなく、一部の薬品だけでもLot管理をしているということを言えるようにしておきましょう。




2017年11月16日木曜日

■報告書のヒナ型

≪『報告書』のヒナ型≫
①イントロ
・表紙
報告書の顔
・はじめに
興味をそそるように(書く
・目次
全体像を把握するのに便利


②テーマの確認
・背景
そもそもなぜ必要なのか
・目的
狙いを明らかにする
・達成目標
目的をさらに具体化する
・対象範囲
対象範囲は明確にする


③活動の概要
・活動スケジュール
活動のスケジュール実績
・推進体制
実際に進めた推進体制
・活動予算
活動に使った予算


④活動前の現状調査
・現状調査データ
調査した情報を付記する
・現状の問題点
現状の問題点を明確化する


⑤解決策の提示
・解決策の基本方針
解決策の基本方針を明確化
・解決策の全体像
解決策の全体像を提示する
・解決策の詳細内容
解決策の詳細を提示する
・解決策の実施状況


⑥活動の成果
・解決策の成果
活動の成果を定量的に提示
・投資対効果の評価
成果が十分に得られたことをアピール


⑦今後の展開
・今後の推進計画
さらなる定着に向けての計画
・今後の課題
今後さらに解決すべき課題


⑧付加情報
・参考資料
必要に応じて参考資料添付




■企画書のヒナ型

≪『企画書』のヒナ型≫
①イントロ
・表紙
企画書の顔
・はじめに
興味をそそるように(書く
・目次
全体像を把握するのに便利


②問題提起
・背景
そもそもなぜ必要なのか
・現状の認識
現状の悪さ加減の認識


③テーマ設定
・目的
ねらいを明らかにする
・達成目標
目的をさらに具体化する
・対象範囲
対象範囲は明確にする
・前提条件
必要な前提条件を確認する


④現状分析
・現状調査データ
調査した情報を付記する
・現状の問題点
現状の問題点を明確化する


⑤企画案の提示
・企画の基本方針
解決策の基本方針を明確化
・企画の全体像
解決策の全体像を提示する
・企画の詳細内容
解決策の詳細を提示する


⑥企画案の評価
・期待効果
充分な効果が得られるか
・予算、費用
予算、費用はどれぐらいか
・投資対効果
投資対効果は十分か


⑦実行計画
・作業計画
作業内容を明確化
・スケジュール
スケジュールの明確化
・推進体制
体制図の明確化
・役割分担
役割分担の明確化
・推進上の留意点
留意点を明記しておく


⑧付加情報
・参考資料
必要に応じて参考資料添付






■ベルソムラ(スボレキサント)は、CYP3Aを阻害する薬剤(ジルチアゼム、ベラパミル、フルコナゾール等)との併用により、ベルソムラの血中濃度が上昇し、副作用が増強される可能性がある。

 ベルソムラ(スボレキサント)は、CYP3Aを阻害する薬剤(ジルチアゼム、ベラパミル、フルコナゾール等)との併用により、スボレキサントの血中濃度が上昇し、傾眠、疲労、入眠時麻痺、睡眠時随伴症、夢遊症等の副作用が増強されるおそれがあるため、これらの薬剤を併用する場合は1110mgへの減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察すること。
 
※参考:ベルソムラ錠の添付文書




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≪相互リンク≫

薬剤師の話
薬剤師のメモ帳
病院薬剤師日記

2017年11月15日水曜日

■散剤とは!?

『散』とは、散剤、つまり粉薬を指します。

散剤は、もとの薬に乳糖やデンプンを混ぜて薄めてあり、また薬によって混合するものの量が違っています。

ex)ムコダイン散50%、アスベリン散10%に設定されている場合、
ムコダイン散1g=ムコダイン0.5
アスベリン散0.4g=アスベリン0.04
となり、ムコダイン散で処方されても、ムコダインで処方されても、2つの処方箋の意味は、全く同じということになります。

処方箋をよく見て間違いないようにしなくてはなりません。

かつて使われていた『倍散』という言葉は『希釈した倍数』を表したもので、例えば10倍に薄めると『10倍散』、100倍に薄めると『100倍散』という表現が使われていました。

しかし、医療事故を防ぐためによりわかりやすくするという目的で、第十四改正日本薬局方の改正時に%表示が義務付けられ、現在では10倍に薄めたものは『10%』、100倍に薄めたものは『1%』に変更されています。



■抗NSAID潰瘍剤『サイトテック錠』の適正使用に関する案内:メモ

★メモ★
 

■抗NSAID潰瘍剤『サイトテック錠』の適正使用に関する案内

『サイトテック錠』は、「妊婦または妊娠している可能性のある婦人」への投与は、禁忌です。
「妊娠する可能性のある婦人」への投与も、原則禁忌です。

 昨今、『サイトテック錠』において分娩誘発などを目的に経口投与または膣内投与されるケースが国内外で報告されています。また、分娩後の子宮収縮、弛緩出血の止血などを目的に使用した報告もありますが、これらはいずれも適応外となります。

 さらに、妊娠に気づかず本剤が投与された場合、流産を起こし妊娠が継続できなくなるおそれがあります。
 以上より、本剤の投与に際しては、『禁忌』、『原則禁忌』をご確認の上、『効能・効果』、『用法・用量』以外でのご使用は避けていただきますよう、お願い致します。


☆サイトテック錠100・錠200安全対策リーフレット☆
『サイトテック錠』(ミソプロストール)は、プロスタグランジン誘導体であり、子宮収縮作用を有しています。
【効能・効果】非ステロイド性抗炎症剤の長期投与時にみられる胃潰瘍及び十二指腸潰瘍
【用法・用量】通常、成人にはミソプロストールとして1200μgを14(毎食後及び就寝前)経口投
        与する。なお、年齢、症状において適宜増減する。

1.禁忌:『妊婦又は妊娠している可能性のある婦人』
 妊婦において本剤の投与により完全又は不完全流産及び子宮出血がみられたとの報告があります。そのため、本剤は、『妊婦又は妊娠している可能性のある婦人』に対しては禁忌としています。

2.原則禁忌:『妊娠する可能性のある婦人』

 妊娠に気づかず本剤が処方された場合、流産を起こしその妊娠が継続できなくなるおそれがあるため、本剤は『妊娠する可能性のある婦人』に対しては原則禁忌としています。

したがって、本剤は『妊婦又は妊娠している可能性のある婦人』に禁忌であるのはもちろん、他に治療法がなく、やむを得ない場合以外は、『妊娠する可能性のある婦人』にも投与されないようお願い致します。


また、他に治療がなく、やむを得ず本剤を『妊娠する可能性のある婦人』に投与される場合には、本剤投与前に必ず以下の点につき、ご留意ください。

1.投与開始前の妊娠の有無の確認
 投与開始前に必ず妊娠診断テストなどにより、妊娠中でないことを十分にご確認ください。

2.患者さんに対する服薬指導

 次の事項について患者さんに十分ご説明の上、患者さんの同意を得てください。
 ①この薬は子宮に対する収縮作用があり、妊娠中に飲むと出血を伴う流産を起こすおそれがあります。
 ②あなたが妊娠又は妊娠している可能性があるなら、この薬は服用できません。
 ③この薬を服用する場合は、妊娠しないよう服薬中は確実に避妊をしてください。
 ④この薬で治療中に妊娠が疑われた場合はこの薬の服用を直ちに中止し、すぐに主治医にそのことを伝
  え、適切な指示を受けてください。
 ⑤この薬をあなたの家族など他の人には絶対にあげないでください。