2018年4月8日日曜日

■グレースビット1回50mg1日2回と1回100mg1日1回との使い分けは!?

感染症の重症度や、抗菌薬の使用歴など、患者さんの状況や医師のニーズにあわせて選択いただけます。
150mg12回、1100mg11回のいずれの投与法でも、肺炎球菌による感染症であれば、有効性および耐性抑制の目安となるパラメータである AUC/MIC30Cmax/MIC5 を達成します。
1100mg11回投与は、ニューキノロン系抗菌薬のPK-PD理論*についての臨床実績が積み重ねられてきた中で、肺炎球菌において、標的酵素が変異を起こしていない株が突然変異を起こすのを抑制するだけでなく、すでに標的酵素に第一段階の変異を生じた株の更なる高度耐性化の抑制が期待できます。
*ニューキノロン系抗菌薬のPK-PD理論:ニューキノロン系抗菌薬の効果は、濃度依存性であり、AUC/MICCmax/MICと相関する。

参考:第一三共医薬情報提供


≪相互リンク≫
薬剤師の話
病院薬剤師日記
旧病院薬剤師日記
薬剤師の話:facebookページ

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。