2015年4月6日月曜日

■スタチン製剤の特徴

メバロチン
リピトール
リバロ
LDL-C低下作用
↓↓
↓↓
TG低下作用
↓↓
HDL-C上昇作用
データなし
↑↑
物性
水溶性
脂溶性
脂溶性
CYP代謝
ほとんどなし
CYP3A4
ほとんどなし
※あくまで一つの考えとして参考にしていただければ幸いです。



≪関連記事≫
■単剤投与してほしい注射剤
■ランサップ400とランサップ800の使い分けは!?
■アルロイドGを服用した後、水などをすぐに飲んでもいいのか!?
■PPI(プロトンポンプ阻害薬)vsH2ブロッカー(H2受容体拮抗薬) 比較
■胃薬っていっぱいあるけど、何が違うの!?
■胃全摘患者にビスフォスホネート製剤って投与可能なの!?


≪関連記事≫
■アルブミン製剤の使い分けは!?≪4.4%・5%と20%・25%アルブミン製剤≫
■アルブミン製剤の投与速度は!?
■低アルブミン血症患者に25%アルブミナーを投与後にラシックス(フロセミド)を投与するのは、なぜ!?
■アルブミン製剤の投与期間は!?

≪関連記事≫
■脂肪乳剤は、基本末梢投与です。
■イントラリポス保険請求切られました!!
■脂肪乳剤投与の役割


≪相互リンク≫

薬剤師の話
薬剤師のメモ帳
病院薬剤師日記

薬剤師の話:facebookページ

2015年4月5日日曜日

■認知機能低下を誘発しやすい薬剤・Anticholinergic Risk Scale

≪薬剤に誘発される認知機能低下≫
中枢神経系の有害事象を生じやすい薬剤は、向精神薬ですが、なかでも抗コリン作用をもつフェノチアジン系抗精神病薬、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬、三環系抗うつ薬の危険性が高いとされている。
認知機能の低下には一剤ずつの抗コリン作用ではなく、服用薬の総抗コリン不可が重要とされ、Anticholinergic Risk Scaleというコリン作用性有害事象を示す薬剤一覧も利用されている。

≪認知症機能低下を誘発しやすい薬剤≫
▼向精神薬
・抗精神病薬
・催眠薬・鎮静薬
・抗うつ薬

▼向精神薬以外の薬剤
・抗パーキンソン病薬
・抗てんかん薬
・循環器病薬(降圧剤、抗不整脈薬、利尿薬、ジギタリス)
・鎮痛薬(オピオイド、非ステロイド抗炎症薬)
・副腎皮質ステロイド
・抗菌薬、抗ウィルス薬
・抗腫瘍薬
・泌尿器病薬(過活動膀胱治療薬)
・消火器病薬(H2受容体拮抗薬、抗コリン薬)
・抗喘息薬
・抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)

≪Anticholinergic Risk Scale≫
▼3点
・アミトリプチン
・アトロピン製剤
・イミプラミン
・オキシブチニン
・クロルフェニラミン
・クロルプロマジン
・シプロヘプタジン
・ジサイクロミン
・ジフェンヒドラミン
・チオリダジン
・チザニジン
・トリフロペラジン
・ヒドロキシジン
・ヒヨスチアミン製剤
・フルフェナジン
・プロメタジン
・ペルフェナジン
・メクリジン
・benztropine
・carisoprodol
・thiothixene

▼2点
・アマンタジン
・オランザピン
・シメチジン
・セチリジン
・トリプロリジン
・トルテロジン
・ノルトリプチリン
・バクロフェン
・プロクロルペラジン
・ロペラミド
・ロラタジン
・clozapine
・cyclobenzaprine
・desipramine

▼1点
・エンタカポン
・カルビドパ-レボドパ
・クエチアピン
・セレギリン
・トラゾドン
・ハロペリドール
・パロキセチン
・プラミペキソール
・ミルタザピン
・メトカルバモール
・メトクロプラミド
・ラニチジン
・リスペリドン
・ziprasidone



≪相互リンク≫
にほんブログ村:薬・薬剤師ブログ
人気ブログランキング:薬剤師